褒めない叱らない「アドラー心理学」に基づく子育て方法

アドラー心理学では子育てにおいて、褒めることも叱ることもしない育児を推薦しています。 何故なら褒めることも叱ることも、子どもを下に見ていると判断できるからです。 失敗した時は叱り成功した時は褒めるという子育ての仕方だと、子どもは失敗を恐れて親の顔色を伺うようになってしまう恐れが有るのです。 また行動に対する対価にだけ目を向けると、自分自身に価値が無いと勘違いして消極的になってしまうかもしれません。 だからアドラー心理学では、対価に対して意見する事をNGとしているのです。 ではどのように子どもを教育すればいいのかという点ですが、物事の結果だけを見て答えを出さなければいいのです。 例えば褒めて叱る子育て方法を中心とした場合、テストの点数が良かった時は褒めて悪かった時は叱るでしょう。 しかしそれだと子どもは低い点数を取った事に対して怯えるようになってしまい、最悪テストを隠すようになるのです。 しかしテストの点数が悪かった時は何が良くなかったのかを共に考え、良かった時も過剰に褒めないようにします。 そうすれば点数だけが全てではないと感じられ、子どもは成長出来るのです。